灰白質はどれか。
灰白質はどれか。
- ⑴ 内包内包は皮質と下位中枢を結ぶ投射線維の束で白質です。灰白質ではありません。
- ⑵ 脳梁脳梁は左右の大脳半球を結ぶ交叉線維の束で、白質にあたります。
- ⑶ 被殻被殻は淡蒼球とともにレンズ核を作る大脳基底核の一部で、神経細胞の細胞体が集まった灰白質です。
- ⑷ 前交連前交連も左右の半球を結ぶ交叉線維の束で、白質です。
- ⑸ 放線冠放線冠は内包から皮質へ扇状に広がる投射線維の束で、白質です。
解説
正解は⑶です。灰白質は神経細胞の細胞体が集まった部分で、大脳では表面の皮質と、その深部にある大脳基底核や視床がこれにあたります。被殻は淡蒼球とともにレンズ核を作る大脳基底核の一部なので灰白質です。一方、内包、脳梁、前交連、放線冠はいずれも髄鞘をもつ神経線維の束、すなわち白質です。内包と放線冠は皮質と下位中枢を結ぶ投射線維、脳梁と前交連は左右の半球を結ぶ交叉線維にあたります。CTやMRIでは灰白質と白質は濃度や信号の差で区別できるので、名称と実体を対応させて覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成