放射線治療装置の受入試験で正しいのはどれか。2 つ選べ。
放射線治療装置の受入試験で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 納入業者のみで実施する。納入業者だけでなく、施設側の医学物理士や診療放射線技師が立ち会って確認します。ユーザーによる確認が欠かせません。
- ⑵ 計算値を実測値で検証する。計算値を実測値で検証してビームデータを整え、治療計画装置を臨床で使える状態にするのはコミッショニングの作業です。
- ⑶ コミッショニング後に実施する。順序が逆です。受入試験で仕様を満たすことを確認した後にコミッショニングを行います。
- ⑷ 仕様書を満たすことを確認する。受入試験は据付後に、購入仕様書や規格に示された性能を装置が満たしていることを確認する試験です。
- ⑸ 定期的品質管理の基本データを得る。受入試験で得た測定値は、その後の定期的品質管理で比較する基準(ベースライン)データとして使われます。
解説
正解は⑷と⑸です。受入試験は装置の据付後に、購入仕様書や国際規格に示された性能を装置が満たしているかを、納入業者と施設側の担当者が立ち会って確認する試験です。ここで得た測定値は、その後の定期的な品質管理で比較する基準(ベースライン)データとしても用いられます。納入業者だけで行うものではありません。また計算値を実測値で検証してビームデータを整備し、治療計画装置を臨床で使える状態にする作業はコミッショニングであり、受入試験の後に行うため、コミッショニング後に実施するという順序も逆になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成