永久挿入密封小線源治療で用いられる線源はどれか。2 つ選べ。
永久挿入密封小線源治療で用いられる線源はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ ⁶⁰Co⁶⁰Coは高エネルギーガンマ線を放出し半減期も約5.3年と長いため、遠隔操作式後充填法などで使用した後に必ず抜去します。
- ⑵ ¹²⁵I¹²⁵Iは半減期約59日、光子エネルギー約27 keVと低く体外への線量が小さいため、前立腺癌の永久挿入線源として用いられます。
- ⑶ ¹³¹I¹³¹Iは非密封の放射性医薬品として内用療法に用いる核種で、密封小線源として挿入するものではありません。
- ⑷ ¹³⁷Cs¹³⁷Csは高エネルギーガンマ線を放出し半減期も約30年と長いため、一時挿入用の線源として使用後に抜去します。
- ⑸ ¹⁹⁸Au¹⁹⁸Auは半減期約2.7日と短く、グレインとして舌癌などの永久挿入に用いられてきた線源です。
解説
正解は⑵と⑸です。永久挿入とは線源を体内に入れたまま残す治療なので、半減期が短く、放出される光子のエネルギーが低くて体外への線量が小さい核種が適します。前立腺癌のシード線源として用いる¹²⁵I(半減期約59日、光子約27 keV)と、かつて舌癌などにグレインとして用いられた¹⁹⁸Au(半減期約2.7日)がこれに該当します。⁶⁰Coや¹³⁷Csは高エネルギーガンマ線を放出し半減期も長いため、一時挿入や遠隔操作式後充填法で用いた後に必ず抜去します。¹³¹Iは非密封の内用療法に使う核種で、密封小線源ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成