ソクマル診療放射線技師

急性期脳梗塞の頭部MRI のFLAIR 像(別冊No. 4A)及び拡散強調像(別…

急性期脳梗塞の頭部MRI のFLAIR 像(別冊No. 4A)及び拡散強調像(別冊No. 4B)を別に示す。病変の部位はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑴です。拡散強調像で高信号を示し、FLAIR像でも同部に淡い信号変化を伴う病変が、第三脳室の側方で内包後脚より内側にある楕円形の灰白質、すなわち視床に位置しています。視床は側脳室の下方、中脳の上方にあり、後大脳動脈系の穿通枝(視床膝状体動脈など)の領域にあたるためラクナ梗塞の頻度が高い部位です。中脳は脳幹上部で前方に脚間窩をもつ高さ、被殻はレンズ核の外側部で内包の外側、小脳虫部は後頭蓋窩の正中、内包前脚は前方の白質路で、いずれも本例の位置とは一致しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成

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