ネフロン〈腎単位〉の構造でないのはどれか。
ネフロン〈腎単位〉の構造でないのはどれか。
- ⑴ 腎杯腎杯は生成された尿を受け止めて腎盂へ導く尿路の一部で、尿の生成には関与しません。ネフロンの構造ではないためこれが正解です。
- ⑵ 糸球体糸球体は毛細血管の塊で血液を濾過する部分です。ボーマン囊とともに腎小体をつくるネフロンの構成要素です。
- ⑶ 遠位尿細管遠位尿細管はヘンレ係蹄に続く部分で、ナトリウムの再吸収などを担うネフロンの構成要素です。
- ⑷ 近位尿細管近位尿細管はボーマン囊に続き、原尿の大部分を再吸収するネフロンの構成要素です。
- ⑸ ボーマン囊ボーマン囊は糸球体を包んで原尿を受け取る袋で、糸球体とともに腎小体を構成します。ネフロンの一部です。
解説
正解は⑴です。ネフロン(腎単位)は尿を生成する機能上の最小単位で、糸球体とそれを包むボーマン囊からなる腎小体と、それに続く近位尿細管・ヘンレ係蹄・遠位尿細管から構成されます。片方の腎臓に約100万個あります。これに対し腎杯は、集合管から運ばれた尿を受け止めて腎盂へ導く尿路の一部であり、尿の生成そのものには関与しないためネフロンには含まれません。集合管も厳密にはネフロンに含めないのが一般的です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成