医療情報に関する記載で正しいのはどれか。
医療情報に関する記載で正しいのはどれか。
- ⑴ IHE は業務ワークフローを定めた標準規格である。IHEは新たな規格をつくるものではなく、DICOMやHL7などの既存規格の組合せ方を統合プロファイルとして示す枠組みです。
- ⑵ MWM は検査実施情報をRIS に伝送する規格である。MWMは検査予定情報をRISから装置へ配信する仕組みです。検査の実施情報をRISへ返すのはMPPSです。
- ⑶ SSL は画像データの外部保存用統合プロトコルである。SSLは通信経路を暗号化するプロトコルです。画像の外部保存を目的とした統合プロトコルではありません。
- ⑷ ICD-10 はコード体系化された検査プロトコルである。ICD-10はWHOによる疾病の国際統計分類です。検査プロトコルをコード化したものではありません。
- ⑸ Radiation Dose Structured Report〈RDSR〉は線量情報を扱う構造化レポートである。RDSRはDICOMの構造化レポート形式で線量情報を記録するもので、線量管理システムでの集計に利用されます。
解説
正解は⑸です。RDSR(Radiation Dose Structured Report)は、CTや透視・撮影装置が出力する線量情報を、DICOMの構造化レポートの形式でまとめたものです。検査ごと・照射ごとのCTDIvolやDLP、面積線量などが機械可読な形で記録されるため、線量管理システムに取り込んで被ばく線量の集計や診断参考レベルとの比較に利用できます。IHEは既存規格の組合せ方を示す枠組み、MWMは検査予定を装置へ配信する仕組み、SSLは通信の暗号化、ICD-10は疾病分類です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成