SPECT データ収集のサンプリング角度に関係するのはどれか。2 つ選べ。
SPECT データ収集のサンプリング角度に関係するのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 投与量投与量は計数統計(ノイズ)に影響しますが、角度方向の標本化間隔を決める因子ではありません。
- ⑵ ピクセルサイズ画素の大きさが標本化の細かさを決めるため、必要なサンプリング角度に直接関係します。
- ⑶ エネルギー分解能エネルギー分解能は散乱線の除去能力に関わる性能で、角度方向の標本化間隔とは無関係です。
- ⑷ 検出器の回転直径回転直径が大きいほど視野の縁での投影線の間隔が広がるため、より細かいサンプリング角度が必要になります。
- ⑸ シンチレータの材質シンチレータの材質は検出効率やエネルギー分解能に影響しますが、サンプリング角度の決定には関係しません。
解説
正解は⑵と⑷です。SPECTの投影データは角度方向にも標本化されるので、サンプリング定理を満たすには、視野の縁で隣り合う投影線の間隔が画素の大きさ以下になる必要があります。したがって必要なサンプリング角度は、画素(ピクセル)サイズと、検出器の回転直径(回転半径)で決まり、回転直径が大きいほど、また画素が小さいほど細かい角度刻みが必要になります。投与量やエネルギー分解能、シンチレータの材質は計数や画質に関わりますが、角度の刻み方には関係しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成