MRI の高速SE 法で数値を大きくすると撮影時間が短縮するのはどれか。
MRI の高速SE 法で数値を大きくすると撮影時間が短縮するのはどれか。
- ⑴ TETEはエコーを収集するタイミングを決める値で、撮像時間の式には直接入りません。大きくしても時間は短縮しません。
- ⑵ TR撮像時間はTRに比例するので、TRを大きくすると撮像時間は長くなります。
- ⑶ 加算回数加算回数を増やすとその回数だけ繰り返すことになり、撮像時間は比例して長くなります。
- ⑷ 位相エンコード数位相エンコード数はk空間の行数そのもので、増やすと撮像時間は比例して長くなります。
- ⑸ エコートレイン数1回のTRで取得できるエコー数が増える分だけ繰り返し回数が減るため、撮像時間はほぼ反比例して短縮します。
解説
正解は⑸です。高速SE法(FSE/TSE)は、1回の励起のあとに複数の180度パルスを与えて複数のエコーを取得し、それぞれに異なる位相エンコードを割り当てる方法です。1回のTRで埋められるk空間の行数がエコートレイン数にあたるので、この数を大きくするほど必要な繰り返し回数が減り、撮像時間はほぼ反比例して短縮します。TRや加算回数、位相エンコード数を大きくすると撮像時間はいずれも長くなり、TEは基本的に撮像時間に影響しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成