骨密度測定装置で正しいのはどれか。
骨密度測定装置で正しいのはどれか。
- ⑴ SXA 法では¹⁵³Gd の特性X 線を用いる。SXA法は単一エネルギーのX線を用いる方法です。¹⁵³Gdを線源とするのはDPA法で、しかも特性X線ではなくγ線を利用します。
- ⑵ QUS 法では超音波の反射波を利用する。QUS法は超音波で骨を評価する方法で、反射波を利用する方式もあるため正しい記述として正答に含められています。
- ⑶ QCT 法では単色化されたX 線を用いる。QCT法は通常のX線CT装置を用いる方法で、連続スペクトルのX線を使います。単色化されたX線ではありません。
- ⑷ DXA 法の骨密度の単位はg・cm⁻³である。DXA法の骨密度は投影面積あたりの骨塩量なので単位はg・cm⁻²です。体積あたりのg・cm⁻³で表すのはQCT法です。
- ⑸ DIP 法ではアルミニウム厚の換算値を測定する。DIP法はアルミニウム階段と第2中手骨を同時に撮影し、濃度をアルミニウム厚の換算値として測定します。正しい記述です。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では2・5のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑵と⑸です。正答値表では両方が正解として扱われており、どちらを選んでも正解になります。⑸のDIP法は、アルミニウム階段と手を同時に撮影し、第2中手骨の骨量をアルミニウム厚に換算して求める方法で、明確に正しい記述です。⑵のQUS法は踵骨などに超音波を当てて骨の状態を評価する方法で、透過波の音速や減衰を測る装置が主流ですが、反射波を利用する方式もあるため正しい記述として扱われています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成