ジェネレータの親核種に用いられているのはどれか。
ジェネレータの親核種に用いられているのはどれか。
- ⑴ ⁶⁴Cu⁶⁴Cuはサイクロトロンで製造してそのまま標識に用いる核種で、娘核種を取り出すジェネレータの親核種ではありません。
- ⑵ ⁶⁸Ge⁶⁸Geは半減期約271日で、半減期約68分の⁶⁸Gaを生じます。⁶⁸Ge-⁶⁸Gaジェネレータの親核種として用いられます。
- ⑶ ¹¹¹In¹¹¹Inはサイクロトロンで製造され、そのまま標識化合物として用いられます。ジェネレータの親核種ではありません。
- ⑷ ¹³¹I¹³¹Iは原子炉の核分裂生成物などから得て直接使用します。ジェネレータの親核種としては用いません。
- ⑸ ²⁰¹Tl²⁰¹Tlはサイクロトロンを用いた製造工程を経て供給される核種で、施設に設置するジェネレータの親核種ではありません。
解説
正解は⑵です。⁶⁸Ge(半減期約271日)は壊変して⁶⁸Ga(半減期約68分)を生じるため、⁶⁸Ge-⁶⁸Gaジェネレータの親核種として用いられます。サイクロトロンが無い施設でも⁶⁸Ga標識薬剤を調製できる点が利点です。ジェネレータは、半減期の長い親核種から半減期の短い娘核種を必要なときに分離して取り出す装置で、ほかに99Mo-99mTc、⁸¹Rb-⁸¹ᵐKrが代表的です。他の選択肢はいずれもサイクロトロンや原子炉で直接製造して用いる核種で、ジェネレータの親核種ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成