バイオアッセイ法で正しいのはどれか。
バイオアッセイ法で正しいのはどれか。
- ⑴ 遮へい体を使用する。バックグラウンドを下げるために遮へい体を使うのは、ホールボディカウンタなどの体外計測法です。
- ⑵ γ 線放出核種を対象とする。バイオアッセイ法が主な対象とするのは、体外計測が難しいα線やβ線のみを放出する核種です。γ線放出核種は体外計測で評価できます。
- ⑶ 微量の放射性核種は検出できない。化学分離と高感度測定を組み合わせるため、微量の放射性核種でも検出できます。むしろ高感度であることが利点です。
- ⑷ ホールボディカウンタを使用する。ホールボディカウンタは体外から直接測定する装置で、バイオアッセイ法では使いません。生体試料を分析します。
- ⑸ 生体試料を分析して放射性核種の摂取量を算出する。尿や糞などの生体試料を分析して排泄量から体内摂取量を推定するのがバイオアッセイ法です。定義そのもので正解です。
解説
正解は⑸です。バイオアッセイ法は、尿や糞、呼気、血液といった生体試料を採取して化学分離を行い、含まれる放射性核種を測定することで体内摂取量や預託実効線量を推定する内部被ばくのモニタリング法です。体外計測が難しいα線・β線のみを放出する核種、たとえばプルトニウムやトリチウム、³²Pなどの評価に欠かせません。化学分離と高感度な測定を組み合わせるため微量でも検出でき、遮へい体やホールボディカウンタを用いるのは体外計測法のほうです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成