複数個の個人被ばく線量計を装着するのはどれか。2 つ選べ。
複数個の個人被ばく線量計を装着するのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 全身に均等に被ばくする場合全身に均等に被ばくする場合は、胸部(女性は腹部)に1個装着すれば実効線量を評価できます。複数個は必要ありません。
- ⑵ 放射線防護衣を着用する血管造影検査の業務防護衣の内側と襟の外側とで線量が大きく異なるため、2か所に装着して実効線量を評価します。不均等被ばくの代表例です。
- ⑶ 眼の水晶体が体幹部よりも多く被ばくする場合水晶体の等価線量を適切に評価するため、体幹部に加えて頭頸部にも線量計を装着します。不均等被ばくにあたります。
- ⑷ 放射線業務従事者の内部被ばく線量を測定する場合内部被ばくは個人線量計では測定できません。ホールボディカウンタやバイオアッセイ法で評価します。
- ⑸ 妊娠中の女性が従事する不均等被ばくを生じない業務不均等被ばくを生じない業務であれば、妊娠中の女性でも腹部に1個装着すれば足ります。複数個は必要ありません。
解説
正解は⑵と⑶です。個人被ばく線量計は、全身が均等に被ばくする場合には胸部(女性は腹部)に1個装着すれば足りますが、体の部位によって線量が大きく異なる不均等被ばくでは複数個を装着します。防護衣を着用する血管造影では、防護衣の内側(体幹部)と襟の外側(頭頸部)の2か所に付けて実効線量を評価します。また水晶体が体幹部より多く被ばくする場合も、頭頸部に追加して装着します。内部被ばくは線量計では測れず、ホールボディカウンタやバイオアッセイで評価します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成