中脳に位置するのはどれか。
中脳に位置するのはどれか。
- ⑴ 海馬海馬は側頭葉内側にある大脳(辺縁系)の構造で、記憶に関わります。中脳には位置しません。
- ⑵ 黒質黒質は中脳にあるドパミン作動性の神経核で、線条体へ投射します。パーキンソン病で変性する部位として重要です。
- ⑶ 被殻被殻は淡蒼球とともにレンズ核をつくる大脳基底核で、大脳半球の深部にあります。中脳ではありません。
- ⑷ 淡蒼球淡蒼球も大脳基底核の一部で、被殻の内側に位置します。中脳の構造ではありません。
- ⑸ 乳頭体乳頭体は間脳の視床下部に属し、脳底部で一対の小隆起として見えます。中脳ではありません。
解説
正解は⑵です。黒質は中脳の大脳脚と被蓋の間にある神経核で、メラニンを含むドパミン作動性神経細胞が集まっており、線条体へ投射しています。ここが変性するとパーキンソン病を生じます。海馬は側頭葉内側にある大脳皮質の一部、被殻と淡蒼球はレンズ核を構成する大脳基底核、乳頭体は間脳の視床下部に属する構造で、いずれも中脳には位置しません。中脳には黒質のほか、赤核・上丘・下丘・動眼神経核などが含まれます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成