後腹膜臓器はどれか。
後腹膜臓器はどれか。
- ⑴ 胃胃は腹膜に包まれ、大網・小網を介してつり下げられた腹膜内臓器です。後腹膜臓器ではありません。
- ⑵ 回腸回腸は腸間膜をもつ腹膜内臓器で、可動性があります。後腹膜臓器ではありません。
- ⑶ 空腸空腸も腸間膜をもつ腹膜内臓器です。後腹壁には固定されていません。
- ⑷ S 状結腸S状結腸はS状結腸間膜をもつ腹膜内臓器で、可動性が大きく捻転を起こすこともあります。
- ⑸ 下行結腸下行結腸は上行結腸とともに後腹壁に固定され、前面だけが腹膜に覆われる後腹膜臓器です。これが正解です。
解説
正解は⑸です。後腹膜臓器とは、腹膜の背側にあって腹膜に覆われるのが前面だけの臓器を指し、腎臓・尿管・副腎・膵臓(尾部を除く)・十二指腸の大部分、そして上行結腸と下行結腸、腹部大動脈や下大静脈が含まれます。下行結腸はこのうちの一つで、後腹壁に固定されているため可動性がありません。これに対し胃・空腸・回腸・横行結腸・S状結腸は腸間膜をもち腹膜に包まれた腹膜内臓器で、可動性がある点が対照的です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成