DICOM で定義されている医用画像モニタの表示関数はどれか。
DICOM で定義されている医用画像モニタの表示関数はどれか。
- ⑴ GSDFGSDFはDICOM PS3.14が定める階調表示関数で、輝度変化が知覚的に均等になるよう画素値と輝度を対応づけます。これが正解です。
- ⑵ LUTLUTは画素値を変換する参照表の総称です。DICOMでもVOI LUTなどが使われますが、モニタの表示関数の名称ではありません。
- ⑶ MPPSMPPSは実施済み処置手続ステップで、検査の進行状況を伝えるDICOMのサービスです。表示関数とは無関係です。
- ⑷ MWMMWMはモダリティワークリスト管理で、検査予定情報を装置に配信するサービスです。表示関数ではありません。
- ⑸ ガンマ2.2ガンマ2.2は一般用ディスプレイで広く使われる階調特性で、DICOMが医用画像表示の標準として定義したものではありません。
解説
正解は⑴です。GSDF〈Grayscale Standard Display Function〉はDICOM PS3.14で定義された医用画像モニタの階調表示関数で、人間の視覚特性(ちょうど気づく差=JND)に基づき、画素値の変化に対する輝度の変化が知覚的に均等になるよう対応づけます。これにより装置や施設が違っても同じ見え方で画像を表示でき、モニタの受入試験や不変性試験ではGSDFへの適合が評価されます。他の選択肢は変換表やワークフローに関する用語で、表示関数そのものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成