フーリエ変換は、式F(u) ∫∞ f(x)ei2 uxdx で表される。=⁻ π…
フーリエ変換は、式F(u) ∫∞ f(x)ei2 uxdx で表される。=⁻ π-∞この式の核関数であるe⁻i2πuxはEuler〈オイラー〉の公式を用いるとどのように書けるか。ただし、u:空間周波数、x:位置、f(x):空間関数、F(u):f(x)のフーリエ変換、i:虚数単位とする。
- ⑴ cos(2πux)+sin(2πux)虚数単位iが抜けており、オイラーの公式の形になっていません。実部と虚部を区別する必要があります。
- ⑵ cos(2πux)-sin(2πux)符号は正しいものの虚数単位iが抜けています。虚部にはiが付かなければなりません。
- ⑶ cos(2πux)+isin(2πux)これはe^{+i2πux}にあたり、指数の符号が逆です。逆フーリエ変換の核関数の形になっています。
- ⑷ cos(2πux)-isin(2πux)オイラーの公式にθ=-2πuxを代入し、cosの偶関数性とsinの奇関数性を使うとこの形になります。正しい表現です。
- ⑸ cos(-2πux)-isin(-2πux)整理するとcos(2πux)+isin(2πux)となり、⑶と同じくe^{+i2πux}を表します。符号が逆です。
解説
正解は⑷です。オイラーの公式e^{iθ}=cosθ+isinθにθ=-2πuxを代入すると、e^{-i2πux}=cos(-2πux)+isin(-2πux)となります。cosは偶関数なのでcos(-θ)=cosθ、sinは奇関数なのでsin(-θ)=-sinθですから、これを整理するとcos(2πux)-isin(2πux)になります。虚数単位iが虚部に付くこと、そして符号がマイナスになることの二点が要点で、iを落とした形や符号を取り違えた形はいずれも誤りになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成