HIS における情報セキュリティ管理の目的で正しいのはどれか。
HIS における情報セキュリティ管理の目的で正しいのはどれか。
- ⑴ 病院の経営改善経営分析はHIS活用の目的の一つではありますが、情報セキュリティ管理そのものの目的ではありません。
- ⑵ 患者診療情報の保護患者の診療情報の機密性・完全性・可用性を守ることが情報セキュリティ管理の目的です。これが正解です。
- ⑶ 医薬品安全情報の提供医薬品安全情報の提供は医薬品情報管理(DI業務)や添付文書・PMDAの仕組みが担う役割で、セキュリティ管理の目的ではありません。
- ⑷ 診療行為の妥当性の担保診療行為の妥当性の担保は診療ガイドラインや医療の質管理、監査が担うもので、情報セキュリティ管理の直接の目的ではありません。
- ⑸ 放射性廃棄物の適切な処理放射性廃棄物の適切な処理は放射線障害防止法に基づく放射線管理の領域で、情報システムの管理とは別です。
解説
正解は⑵です。病院情報システム〈HIS〉における情報セキュリティ管理の目的は、患者の診療情報という機微な個人情報について、機密性(許可された人だけが見られること)・完全性(改ざんされないこと)・可用性(必要なときに使えること)を確保することにあります。アクセス権限の設定、操作ログの記録、バックアップ、暗号化といった対策はすべてこの目的のための手段です。経営改善や医薬品安全情報の提供などは、それぞれ別の管理体系が担う目的になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成