画像誘導放射線治療のコーンビームCT システムの精度管理で最も高頻度に評価するの…
画像誘導放射線治療のコーンビームCT システムの精度管理で最も高頻度に評価するのはどれか。
- ⑴ 被ばく線量CBCTの被ばく線量測定は年次程度の点検項目です。毎日実施するものではありません。
- ⑵ CT 値の不変性CT値の不変性は画質や電子密度換算に関わる項目で、月次程度の頻度で確認します。日常点検の最優先ではありません。
- ⑶ 幾何学的な歪み幾何学的な歪みは再構成に関わる項目で、月次から年次の点検で扱います。毎日の確認項目ではありません。
- ⑷ 空間分解能の定常性空間分解能の定常性は画質に関する項目で、位置精度そのものではないため点検頻度は低くなります。
- ⑸ 照合系と照射系座標の一致照合系と照射系の座標(アイソセンタ)の一致は患者位置精度に直結するため、日常点検として最も高頻度に評価します。
解説
正解は⑸です。画像誘導放射線治療でコーンビームCTを用いる目的は、撮影で得た患者位置を治療ビームの座標系に正しく合わせることにあります。したがって照合系(撮像系)と照射系のアイソセンタが一致しているかの確認が最も重要で、日常点検として毎日実施します。ここがずれていると、どれだけ画質が良くても患者位置が系統的にずれてしまうためです。CT値の不変性や空間分解能、幾何学的な歪み、被ばく線量は画質や線量に関わる項目で、月次や年次といったより低い頻度で確認します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成