Basedow〈バセドウ〉病の¹³¹I 核医学治療でQuimby〈クインビー〉の…
Basedow〈バセドウ〉病の¹³¹I 核医学治療でQuimby〈クインビー〉の式による投与量決定に必要ないのはどれか。
- ⑴ 有効半減期有効半減期は放射性ヨウ素が甲状腺に留まる時間の長さを表し、式の分母に入る必要な値です。
- ⑵ 24 時間摂取率24時間摂取率は投与量のうち甲状腺に集まる割合を示し、式の分母に入る必須の測定値です。
- ⑶ 甲状腺吸収線量甲状腺吸収線量は目標とする線量そのもので、式の分子に入る必要な値です。
- ⑷ 甲状腺推定重量甲状腺推定重量は線量を与える対象の質量で、触診や超音波、シンチグラフィで推定して式の分子に用います。
- ⑸ 甲状腺ホルモン値甲状腺ホルモン値は適応判断や効果判定に用いる指標で、Quimbyの式の構成要素には含まれません。必要ないためこれが正解です。
解説
正解は⑸です。Quimbyの式は、投与量=(甲状腺推定重量×目標とする甲状腺吸収線量)÷(24時間放射性ヨウ素摂取率×有効半減期に関する係数)という形をとり、必要なのは甲状腺の推定重量、目標吸収線量、24時間摂取率、有効半減期の4つです。甲状腺ホルモン値は治療の適応判断や効果判定には欠かせませんが、投与量を計算する式そのものには入りません。分子(重量と線量)と分母(摂取率と半減期)に分けて覚えると確実に整理できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成