99mTc-MAA の粒子径[µm]はどの程度か。
99mTc-MAA の粒子径[µm]はどの程度か。
- ⑴ 0.03コロイド粒子より小さい大きさで、肺の毛細血管に捕捉されずに通過してしまうため肺血流像が得られません。
- ⑵ 0.3毛細血管の内径(約8µm)よりはるかに小さく、肺に停留しません。肺血流製剤としては使えない大きさです。
- ⑶ 3肺毛細血管の内径である約8µmより小さいため、肺を通り抜けてしまいます。停留させるには不十分です。
- ⑷ 30MAAの粒子径は10〜90µm、平均30µm前後です。肺毛細血管前細動脈に一時的にとどまる大きさであり、これが正解です。
- ⑸ 300大きすぎて末梢より太い血管を塞ぐことになり、肺循環への危険が高まります。実際の製剤には含まれない大きさです。
解説
正解は⑷です。99mTc-MAA(大凝集人血清アルブミン)は肺血流シンチグラフィに用いる製剤で、粒子径はおよそ10〜90µm、平均で30µm前後になるよう調整されています。肺の毛細血管の内径が約8µmであるため、これより大きい粒子が毛細血管前細動脈に一時的にとどまり、肺血流の分布を反映した画像が得られます。粒子が小さすぎると肺を素通りし、大きすぎると太い血管を塞いで危険が増すため、この大きさが選ばれています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成