算出にダイナミック収集が必要な指標はどれか。
算出にダイナミック収集が必要な指標はどれか。
- ⑴ ¹⁸F-FDG を用いたSUVSUVは一定の取り込み時間後に撮像した静態画像の集積と投与量・体重から求めます。ダイナミック収集は不要です。
- ⑵ 99mTc-GSA を用いたLHL15LHL15は投与後15分という時点の肝と心のカウント比で、経時的な集積変化を追うダイナミック収集が必要です。
- ⑶ 99mTc-MAA を用いた右左シャント率右左シャント率はMAA投与後に全身の静態像を撮り、肺と全身のカウント比から求めます。ダイナミック収集は不要です。
- ⑷ ¹²³I-イオフルパンを用いたspecific binding ratio〈SBR〉SBRはイオフルパン投与後3〜6時間の静態SPECTを1回撮り、線条体と背景の比から算出します。
- ⑸ ¹²³I-MIBG を用いたH/MH/M比はMIBGの早期像・後期像という2時点の静態平面像で心臓と縦隔のカウント比を求めるもので、連続的なダイナミック収集ではありません。
解説
正解は⑵です。LHL15は99mTc-GSA投与後、経時的に収集した画像のうち15分の時点で肝臓と心臓に関心領域を置き、L/(L+H)として求める指標です。時間経過に沿った集積の変化を追う必要があるため、投与直後からのダイナミック収集が前提になります。他の指標は、投与後に一定時間おいてから一度(あるいは2時点)静態収集すれば算出でき、連続的な経時データを必要としません。指標ごとに必要な収集法を対応づけて覚えてください。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成