ソクマル診療放射線技師

腹部MRI のT2 強調像(別冊No. 2)を別に示す。多房性の腫瘤が存在する臓…

腹部MRI のT2 強調像(別冊No. 2)を別に示す。多房性の腫瘤が存在する臓器はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑶です。T2強調像で高信号の小さな囊胞がぶどうの房のように集まった多房性の腫瘤は、膵臓の膵管内乳頭粘液性腫瘍〈IPMN〉や粘液性囊胞腫瘍〈MCN〉で典型的にみられる所見です。膵臓は胃の背側、上腹部で脊柱の前を横走するので、腫瘤の存在する高さと周囲の位置関係から臓器を判定します。肝囊胞や腎囊胞は単房性の類円形であることが多く、脾臓では囊胞性腫瘍自体がまれ、大腸は管腔臓器なので、いずれも多房性腫瘤の主座としては典型的ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成

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