ソクマル診療放射線技師

X 線エネルギー40 keV のときに比べ70 keV のときCT 値が増加する…

X 線エネルギー40 keV のときに比べ70 keV のときCT 値が増加するのはどれか。

解説

正解は⑶です。CT値は水を0とした相対値なので、水は定義上どのエネルギーでも0で変化しません。低エネルギーでは光電効果の寄与が大きく、実効原子番号が水(約7.4)より低い脂肪(約6.3)は水に比べて減弱がとくに小さくなるため、CT値は大きな負の値になります。エネルギーが上がってコンプトン散乱が主体になると原子番号の差が効かなくなり、電子密度の差だけが残るので、脂肪のCT値は0に近づく方向、すなわち増加します。筋肉や脳実質は水より実効原子番号と密度がわずかに高く、逆に低下します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成

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