JIS で規定する直接撮影用X 線装置の不変性試験で誤っているのはどれか。
JIS で規定する直接撮影用X 線装置の不変性試験で誤っているのはどれか。
- ⑴ 誤動作が疑われるときに不変性試験を行う。誤動作が疑われるときに不変性試験を行うのは正しい記述です。定期実施に加え、異常が疑われた時点でも実施します。
- ⑵ 不変性試験の基礎値は受入試験時に設定する。基礎値は受入試験そのものではなく、装置が正常と確認された状態で行う最初の不変性試験で設定するという整理があり、誤りとして正答に含められています。
- ⑶ 最初の不変性試験は受入試験の6 か月後に行う。最初の不変性試験は受入試験の直後に実施します。6か月後に行うという規定はなく、明確な誤りなので正答です。
- ⑷ 不変性試験の結果は少なくとも2 年間保存する。結果を少なくとも2年間保存するのは正しい記述です。経時変化を追うために記録を残します。
- ⑸ 試験対象になる性能パラメータに影響する保守を行った直後に不変性試験を行う。性能パラメータに影響する保守や修理の直後に不変性試験を行うのは正しい記述です。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では2・3のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑵と⑶です。この問題は正答値表で⑵と⑶の両方が正解として扱われており、どちらを選んでも正解になります。⑶は明確な誤りで、最初の不変性試験は受入試験の直後に実施するのが原則であり、6か月待つという規定はありません。⑵についても、基礎値は受入試験の結果そのものではなく、装置が正常であると確認された状態で行う最初の不変性試験で設定するという整理があるため、誤りと判断され正解に含められました。不変性試験は定期的に、また保守後や誤動作が疑われるときにも行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成