ソクマル診療放射線技師

ホウ素中性子捕捉療法〈BNCT〉での治療時に用いられる核反応はどれか。

ホウ素中性子捕捉療法〈BNCT〉での治療時に用いられる核反応はどれか。

解説

正解は⑵です。ホウ素中性子捕捉療法〈BNCT〉では、腫瘍細胞に集積させた¹⁰Bに熱中性子を照射し、¹⁰B(n,α)⁷Li反応を起こさせます。¹⁰Bの熱中性子捕獲断面積は約3840バーンときわめて大きく、生成するα粒子と⁷Li反跳核の飛程は5〜10µmと細胞1個分に収まるため、¹⁰Bを取り込んだ腫瘍細胞だけを選択的に破壊できます。治療に使うのは中性子を入射させて飛程の短い荷電粒子を放出させる反応であり、荷電粒子を入射させる反応や、透過力の大きいγ線を出す反応では細胞レベルの選択性が得られません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-06.html)を加工して作成

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