生体内において主に直接作用によってDNA を損傷させる放射線はどれか。 2 つ選…
生体内において主に直接作用によってDNA を損傷させる放射線はどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ α線高LETの放射線であり、直接作用の割合が高くなります。
- ⑵ β線β線は低LETで、間接作用が主になります。
- ⑶ γ線γ線も低LETで、間接作用が主になります。
- ⑷ X線X線も低LETで、間接作用が主になります。
- ⑸ 中性子線反跳陽子を通じて高LETとして働き、直接作用が主になります。
解説
正解は⑴と⑸です。直接作用はDNAそのものに放射線が当たって損傷を起こす働きで、高LETの放射線ほど割合が高くなります。α線と、反跳陽子を通じて高LETとして働く中性子線がこれにあたります。β線、γ線、X線は低LETで、水分子が電離してできるラジカルがDNAを傷つける間接作用が7割ほどを占めます。LETの高低と作用の仕方を対にして覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成