非密封放射性核種を用いた内用療法について正しいのはどれか。
非密封放射性核種を用いた内用療法について正しいのはどれか。
- ⑴ γ 線の生物学的効果を利用する。利用するのはβ線やα線の生物学的効果です。
- ⑵ 甲状腺癌には¹²⁵I が用いられる。甲状腺癌には¹³¹Iを用います。
- ⑶ 悪性リンパ腫には⁸⁹Sr が用いられる。悪性リンパ腫には⁹⁰Y標識抗体を用います。
- ⑷ 甲状腺癌では、投与後3 ~7 か月目に全身撮影を行う。全身撮影は投与後3〜7日目に行います。
- ⑸ 特定の組織・臓器に特異的に取り込まれる放射性医薬品を投与する。特異的に取り込まれる薬剤を使い、体内から狙って照射します。
解説
正解は⑸です。内用療法は、目的の組織や臓器に特異的に取り込まれる放射性医薬品を投与し、体内から狙って照射する治療です。利用するのはβ線やα線の生物学的効果で、γ線ではありません。甲状腺癌には¹³¹I、悪性リンパ腫には⁹⁰Y標識抗体、⁸⁹Srは骨転移の疼痛緩和に使います。甲状腺癌では投与後3〜7日目に全身撮影を行い、集積を確かめます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成