皮膚疾患の放射線治療で正しいのはどれか。
皮膚疾患の放射線治療で正しいのはどれか。
- ⑴ ボーラスの使用は避ける。表面に線量を集めるため、ボーラスを積極的に使います。
- ⑵ 照射部位の軟膏塗布は禁忌である。保湿の軟膏は塗ってよく、照射直前に拭き取ります。
- ⑶ 皮膚転移の疼痛緩和に有効である。痛みを和らげる手段として有効です。
- ⑷ ケロイドの照射は、術後1 週以上経ってから行う。再発を防ぐため、術後24時間以内に始めます。
- ⑸ 全身に広がった皮膚原発性悪性リンパ腫では、X 線の全身照射を行う。電子線による全身皮膚照射を行います。
解説
正解は⑶です。皮膚転移による痛みに対しては、放射線治療が有効な緩和の手段になります。皮膚のような表面の病変では、線量を表面に集めるためボーラスを積極的に使います。保湿の軟膏は塗ってよく、照射直前に拭き取ります。ケロイドの術後照射は再発を防ぐため24時間以内に始めます。皮膚原発の悪性リンパ腫には、X線ではなく電子線による全身皮膚照射を行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成