術中照射について正しいのはどれか。
術中照射について正しいのはどれか。
- ⑴ 遠隔転移を抑制する。局所への照射であり、遠隔転移は抑えられません。
- ⑵ 浮腫の発生を抑制する。浮腫はむしろ起こりやすくなります。
- ⑶ 正常組織を照射野から外す。開いた状態で正常組織をよけられるため、大線量を与えられます。
- ⑷ 腫瘍組織の酸素分圧を上昇させる。酸素分圧を上げる方法ではありません。
- ⑸ 腫瘍縮小を起こし手術を可能にする。腫瘍を縮小させて手術を可能にするのは術前照射です。
解説
正解は⑶です。術中照射は開腹または開胸した状態で腫瘍に直接照射する方法で、周囲の正常組織を手で外へよけたり遮へいしたりできるため、1回で大線量を安全に与えられます。遠隔転移を抑える効果はなく、浮腫はむしろ起こりやすくなります。酸素分圧を上げるものでもなく、腫瘍を縮小させて手術を可能にするのは術前照射の目的です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成