腎静態シンチグラフィで正しいのはどれか。
腎静態シンチグラフィで正しいのはどれか。
- ⑴ ²⁰¹TlCl が用いられる。²⁰¹TlClは心筋や腫瘍の検査に使う薬剤です。
- ⑵ レノグラム解析が機能評価に有用である。レノグラム解析は腎動態シンチグラフィで行います。
- ⑶ 放射性医薬品投与約3 時間後に撮影する。近位尿細管に十分集まるまで待ってから撮影します。
- ⑷ 腎移植ドナーのスクリーニング検査として用いられる。ドナーの評価には腎動態シンチグラフィを用います。
- ⑸ 腎集積はハイドロキシアパタイトへの化学的吸着である。ハイドロキシアパタイトへの吸着は骨シンチの原理です。
解説
正解は⑶です。腎静態シンチグラフィでは99mTc-DMSAを使い、近位尿細管の細胞に取り込まれて留まる性質を利用して腎実質の形と働きを調べます。十分に集まるまで待つため、投与から2〜3時間後に撮影します。²⁰¹TlClは心筋や腫瘍の検査に使う薬剤です。レノグラム解析と腎移植ドナーの評価は腎動態シンチグラフィで行い、ハイドロキシアパタイトへの吸着は骨シンチグラフィの原理です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成