MRI の拡散強調像で誤っているのはどれか。
MRI の拡散強調像で誤っているのはどれか。
- ⑴ 見かけの拡散係数が得られる。複数のb値の画像から計算して求められます。
- ⑵ 拡散強調用傾斜磁場を印加する。動きを検出するため、傾斜磁場を印加します。
- ⑶ 急性期脳梗塞の診断に有用である。動きが制限されて高信号となり、早期の診断に役立ちます。
- ⑷ b 値が大きいほど拡散が強調された画像となる。b値が大きいほど、拡散の差が強調されます。
- ⑸ 水分子の動きが大きいほど信号強度は上昇する。動きが大きいほど信号が失われ、低信号になります。
解説
正解は⑸です。拡散強調像では、水分子の動きが大きいほど信号が失われて低信号になります。急性期の脳梗塞では細胞が膨らんで水分子の動きが制限されるため高信号となり、早期の診断に役立ちます。見かけの拡散係数は複数のb値の画像から計算でき、b値を大きくするほど拡散の差が強調されます。傾斜磁場を印加して動きを検出する仕組みです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成