SE 法と比較したGRE 法のMRI の特徴で正しいのはどれか。
SE 法と比較したGRE 法のMRI の特徴で正しいのはどれか。
- ⑴ 横磁化が大きい。フリップ角が小さいため、横磁化はSE法より小さくなります。
- ⑵ 出血の検出に劣る。磁化率の変化をとらえやすく、出血の検出には優れます。
- ⑶ 血流を画像化できない。TOF法などにより、血流を画像化できます。
- ⑷ T2*強調像が撮影可能である。磁場の不均一による効果が残るため、この像が得られます。
- ⑸ 磁化率アーチファクトの影響が小さい。磁化率アーチファクトの影響はむしろ大きくなります。
解説
正解は⑷です。GRE法は180度パルスを使わず傾斜磁場でエコーを作るため、磁場の不均一による位相のずれが残り、T2*の効果を含む像が得られます。そのため出血や石灰化のような磁化率の変化をよくとらえられる一方、磁化率アーチファクトの影響は大きくなります。フリップ角が小さいため横磁化はSE法より小さく、TOF法などで血流も画像化できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成