国際放射線防護委員会〈ICRP〉2007 年勧告における実効線量で正しいのはどれ…
国際放射線防護委員会〈ICRP〉2007 年勧告における実効線量で正しいのはどれか。
- ⑴ 特定の個人に対する線量である。標準的な人を想定した量で、特定の個人の線量ではありません。
- ⑵ 線量計を用いて直接測定することができる。計算で求める量であり、直接測ることはできません。
- ⑶ 内部被ばくの管理には預託実効線量を用いる。体内にとどまる間の線量を合計して管理します。
- ⑷ 個人のリスク評価のための使用が推奨されている。個人のリスク評価への使用は勧められていません。
- ⑸ 被ばくによる組織反応〈確定的影響〉のリスクの程度を表す線量である。表すのは確率的影響のリスクです。
解説
正解は⑶です。内部被ばくでは放射性物質が体内にとどまって被ばくが続くため、成人では50年、子どもでは70歳までに受ける線量を合計した預託実効線量で管理します。実効線量は標準的な人を想定した防護のための量で、特定の個人の線量ではなく、直接測ることもできません。個人のリスク評価への使用は勧められておらず、表すのは確率的影響のリスクです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成