胃部X 線造影検査で誤っているのはどれか。
胃部X 線造影検査で誤っているのはどれか。
- ⑴ 圧迫撮影法では凹凸病変の形態が観察できる。圧迫することで、凹凸のある病変の形を観察できます。
- ⑵ 二重造影法では陰性造影剤として炭酸ガスを使用する。発泡剤による炭酸ガスを陰性造影剤として使います。
- ⑶ 注腸造影検査に比べて低濃度の硫酸バリウムを使用する。胃では注腸造影より高い濃度の硫酸バリウムを使います。
- ⑷ 胃粘膜面に硫酸バリウムを付着させる目的で体位変換を行う。体位変換はバリウムを粘膜に行き渡らせるために行います。
- ⑸ 背臥位二重造影第1 斜位像では十二指腸球部から前庭部が描出される。この体位では、十二指腸球部から前庭部が描出されます。
解説
正解は⑶です。胃部X線造影検査では粘膜に薄く均一に付着させる必要があるため、注腸造影より高い濃度(200 w/v%前後)の硫酸バリウムを使います。したがってこの記述が誤りです。圧迫撮影法では凹凸のある病変の形をよく観察でき、二重造影法では陰性造影剤として発泡剤による炭酸ガスを使います。体位変換はバリウムを粘膜に行き渡らせるために行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成