GM 計数管によるβ 線の放射能測定において、試料台による後方散乱係数に影響しな…
GM 計数管によるβ 線の放射能測定において、試料台による後方散乱係数に影響しないのはどれか。
- ⑴ 測定時間統計のばらつきは変わりますが、跳ね返る割合は変わりません。
- ⑵ 試料台の厚さ厚いほど跳ね返る量が増え、飽和厚まで影響します。
- ⑶ β 線のエネルギーエネルギーが高いほど深く入り、跳ね返り方が変わります。
- ⑷ 試料台の物質の組成原子番号が大きいほど跳ね返る割合が増えます。
- ⑸ GM 計数管と試料台との距離距離が変わると、戻る割合も変わります。
解説
正解は⑴です。後方散乱係数は、試料台で跳ね返ったβ線がどれだけ検出器に戻るかを表す値で、試料台の原子番号と厚さ、β線のエネルギー、検出器と試料台の位置関係によって決まります。測定時間を長くすると統計のばらつきは小さくなりますが、跳ね返る割合そのものは変わりません。物理的な条件と統計的な条件を分けて考えることが要点です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成