質量衝突阻止能が最も大きいのはどれか。
質量衝突阻止能が最も大きいのはどれか。
- ⑴ 1 MeV のα 線α線の電荷は2で、炭素線より小さくなります。
- ⑵ 2 MeV のα 線エネルギーが高いぶん速度が上がり、阻止能は下がります。
- ⑶ 2 MeV の陽子線陽子の電荷は1で、最も小さくなります。
- ⑷ 5 MeV の陽子線陽子線でエネルギーも高く、阻止能は小さくなります。
- ⑸ 10 MeV の炭素線電荷が6と大きく、核子あたりの速度も遅いためです。
解説
正解は⑸です。質量衝突阻止能は電荷の2乗に比例し、速度の2乗に反比例します。炭素の電荷は6でα線の2、陽子の1よりはるかに大きく、その2乗で36倍の効果があります。10 MeVの炭素線は核子1個あたりのエネルギーが小さく速度も遅いため、阻止能は最も大きくなります。電荷が大きく遅い粒子ほど阻止能が大きい、と覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成