標識化合物の分解について正しいのはどれか。
標識化合物の分解について正しいのはどれか。
- ⑴ 分解速度はγ 線で最も大きい。分解速度はLETの大きいα線で最も大きくなります。
- ⑵ 細菌やカビによる分解を考慮する必要はない。細菌やカビによる分解も起こるため、注意が必要です。
- ⑶ 放射性壊変による分解を防止する方法はない。核種そのものの性質であり、防ぐ方法はありません。
- ⑷ 放射線分解の起こりやすさは比放射能に関係しない。比放射能が高いほど放射線分解は起こりやすくなります。
- ⑸ ラジカルによる分解を防止するには有酸素状態が望ましい。酸素があるとラジカルによる分解が進みます。
解説
正解は⑶です。標識化合物の分解のうち、標識核種そのものが壊変して別の元素に変わる一次内部分解は、核種の性質そのものなので防ぐ方法がありません。放射線分解は比放射能が高いほど起こりやすく、分解速度はLETの大きいα線で最も大きくなります。細菌やカビによる分解も起こるため保存に注意が要ります。ラジカルによる分解は酸素があると進むので、無酸素の状態が望ましくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成