入射窓面積15 cm²のサーベイメータでβ 線源による表面汚染を測定したとき、総…
入射窓面積15 cm²のサーベイメータでβ 線源による表面汚染を測定したとき、総計数率は3,620 cpm、バックグラウンド計数率は20 cpm であった。表面汚染密度[Bq/cm²]はどれか。ただし、β 粒子に対する機器効率は0.4、放射性表面汚染の線源計数効率は0.5とする。
- ⑴ 3.03.0Bq/cm²は窓面積で割る処理を重ねて行った場合の値です。
- ⑵ 2.0 ×10毎秒60カウントを0.4×0.5×15=3で割って20Bq/cm²となります。
- ⑶ 1.8 ×10²1.8×10²は効率で割る処理を省いた場合に近い値です。
- ⑷ 1.5 ×10³1.5×10³は分から秒への換算を行わなかった場合の値です。
- ⑸ 10.8 ×10³10.8×10³は換算も効率の処理も行っていない値です。
解説
正解は⑵です。まず総計数率からバックグラウンドを引くと3,600cpm、これを60で割って毎秒60カウントになります。表面汚染密度は、この正味の計数率を、機器効率と線源計数効率、そして入射窓の面積の積で割って求めます。0.4 と0.5 と15 を掛けると3 になるので、60 を3で割って1cm²あたり20Bq、すなわち2.0×10 Bq/cm² です。直接法では機器効率と線源効率、窓面積の3つで割るという手順を、ふき取りによる間接法と区別して覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成