上部消化管造影写真(別冊No. 15)を別に示す。撮影体位はどれか。
上部消化管造影写真(別冊No. 15)を別に示す。撮影体位はどれか。
- ⑴ 背臥位第1斜位背臥位ではバリウムが背側にたまるため、示されたような分布にはなりません。
- ⑵ 背臥位第2斜位背臥位では体を起こしたときとバリウムの分布が変わります。
- ⑶ 半立位第1斜位第1斜位は右側を前方へ回す体位で、幽門部の展開の仕方が異なります。
- ⑷ 半立位第2斜位半立位で右側を後方へ回した体位で、幽門部から十二指腸球部が重なりなく展開されます。
- ⑸ 立位第1斜位立位ではバリウムが胃の下部に集まり、示された分布と合いません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。示された写真では、上半身を起こした半立位で体を回し、胃の幽門部から十二指腸球部が重なりなく展開されています。右側を後方へ回す第2斜位の像です。上部消化管造影では、撮影したい部位に応じて体位を細かく変え、バリウムと空気の分布を調節します。第1斜位は右側を前方へ回す体位で、胃体部から穹窿部を見るのに適します。立位か半立位か背臥位かによってもバリウムのたまる場所が変わるため、両方を合わせて判断します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成