水溶性ヨード造影剤で正しいのはどれか。
水溶性ヨード造影剤で正しいのはどれか。
- ⑴ 血漿に比べて浸透圧が低い。ヨード造影剤の浸透圧は血漿より高くなります。向きが逆です。
- ⑵ 使用前にはヨードテストを実施する。事前のヨードテストは副作用の予測に役立たないため、現在は行われません。
- ⑶ 経口投与では大部分が尿中から排泄される。経口投与では消化管からほとんど吸収されず、便として排泄されます。
- ⑷ 投与した患者の10〜15 %に副作用が発生する。非イオン性製剤の副作用の頻度はおよそ3%程度で、10〜15%にはなりません。
- ⑸ 非イオン性製剤はイオン性製剤に比べて即時型副作用が少ない。イオンに分かれず浸透圧が低いため、即時型の副作用が明らかに少なくなります。
解説
正解は⑸です。非イオン性のヨード造影剤は水に溶けてもイオンに分かれないため、同じヨード量でも浸透圧が低く抑えられます。その結果、即時型の副作用の頻度がイオン性製剤より明らかに少なくなり、現在の主流になっています。浸透圧は血漿より高く、事前のヨードテストは予測の役に立たないとして行われません。経口投与では消化管からほとんど吸収されず便に出ます。副作用の頻度は非イオン性でおよそ3%程度であり、10〜15%にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成