頭部X 線写真(別冊No. 9)を別に示す。撮影法で正しいのはどれか。
頭部X 線写真(別冊No. 9)を別に示す。撮影法で正しいのはどれか。
- ⑴ Rhese〈レーゼ〉法Rhese法は視神経管を描出する撮影法で、眼窩外側を通る方向から撮影します。
- ⑵ Towne〈タウン〉法Towne法は後頭骨と錐体を描出する半軸位撮影です。
- ⑶ Waters〈ウォータース〉法錐体が上顎洞より下方へ抜け、上顎洞が重なりなく描出される副鼻腔の撮影法です。
- ⑷ Stenvers〈ステンバース〉法Stenvers法は錐体と内耳道を斜位から描出する撮影法です。
- ⑸ Rosenberg〈ローゼンバーグ〉法Rosenberg法は頸椎の屈伸を見る機能撮影で、頭部の撮影法ではありません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。示された写真では、錐体の陰影が上顎洞より下方へ抜け、上顎洞と眼窩下縁が重なりなく描出されています。これはWaters法の特徴で、後頭前頭方向に顎を上げた体位で撮影し、副鼻腔とくに上顎洞の観察に用います。Towne法は後頭骨と錐体を描出する半軸位、Rhese法は視神経管、Stenvers法は錐体と内耳道を見る撮影法です。Rosenberg法は頸椎の屈伸を見る機能撮影で、頭部の撮影法とは目的が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成