分解時間200 μs のGM 計数管で放射能計測をしたところ計数率は15,000…
分解時間200 μs のGM 計数管で放射能計測をしたところ計数率は15,000 cpmであった。この計数の数え落としの割合[%]はどれか。
- ⑴ 11%になるのは毎秒50カウント程度のときで、条件と合いません。
- ⑵ 22%になるのは毎秒100カウント程度のときです。
- ⑶ 33%になるのは毎秒150カウント程度のときです。
- ⑷ 44%になるのは毎秒200カウント程度のときです。
- ⑸ 5毎秒250カウントに分解時間2×10⁻⁴秒を掛けて0.05、すなわち5%となります。
解説
正解は⑸です。GM計数管には、1つのパルスを数えたあと次を数えられるようになるまでの分解時間があり、その間に入った放射線は数えられません。数え落としの割合は、おおよそ測定した計数率と分解時間の積で見積もれます。15,000cpm を60で割ると毎秒250カウント、分解時間200μs は2×10⁻⁴秒なので、250に2×10⁻⁴を掛けて0.05、すなわち5%となります。計数率が高いほど数え落としが増えるため、高線量率の場では補正が欠かせません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成