超音波の性質で誤っているのはどれか。
超音波の性質で誤っているのはどれか。
- ⑴ 周波数が高いほど減衰は大きい。周波数が高いほど吸収が大きく減衰します。正しい記述です。
- ⑵ 周波数が高いほど指向性は向上する。周波数が高いほどビームが絞られて指向性が向上します。正しい記述です。
- ⑶ 周波数と波長は反比例の関係にある。音速が一定なら周波数と波長は反比例します。正しい記述です。
- ⑷ 屈折はSnell〈スネル〉の法則に従う。境界での屈折はSnellの法則に従います。正しい記述です。
- ⑸ 空気中の伝播速度は水中に比べて大きい。空気中は約340m/s、水中は約1,500m/sで、水中のほうがはるかに速くなります。
解説
正解は⑸です。音は媒質の密度と弾性で決まる速さで伝わり、空気中では約340m/s、水中では約1,500m/s と、水中のほうがはるかに速くなります。したがって空気中の伝播速度が大きいという記述が誤りです。周波数が高いほど吸収による減衰が大きくなるため、深部の観察には低い周波数を使います。指向性は周波数が高いほど鋭くなり、周波数と波長は音速を介して反比例します。異なる媒質の境界での屈折はSnell の法則に従います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成