乳腺疾患で疼痛を伴う頻度が最も高いのはどれか。
乳腺疾患で疼痛を伴う頻度が最も高いのはどれか。
- ⑴ 乳癌乳癌は進行するまで痛みを伴わないことが多く、痛みの有無では良悪性を判断できません。
- ⑵ 囊胞囊胞は急に大きくなったときに痛むことがありますが、多くは無症状です。
- ⑶ 脂肪腫脂肪腫は軟らかい無痛の腫瘤として触れます。
- ⑷ 乳腺症ホルモンの変動に伴って月経前に痛みや張りが強まる、疼痛の頻度が最も高い病態です。
- ⑸ 線維腺腫線維腺腫は弾力があってよく動く無痛のしこりとして触れます。
解説
正解は⑷です。乳腺症は、女性ホルモンの変動によって乳腺の組織が増えたり減ったりを繰り返す状態で、30〜40歳代に多く見られます。月経前に強まる張りや痛み、しこりを感じる硬結が特徴で、乳腺の病変のなかで最も疼痛を伴う頻度が高くなります。乳癌は進行するまで痛みを伴わないことが多く、線維腺腫は弾力のある無痛のしこり、脂肪腫も無痛です。囊胞は急に大きくなったときに痛むことがありますが、多くは無症状のまま見つかります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成