日本人で脳出血の発生頻度が高い部位はどこか。2つ選べ。
日本人で脳出血の発生頻度が高い部位はどこか。2つ選べ。
- ⑴ 橋橋出血は全体の1割程度で、被殻や視床に比べると頻度は低くなります。
- ⑵ 視床視床膝状体動脈などの穿通枝が破れて起こり、被殻に次いで多い部位です。
- ⑶ 小脳小脳出血も1割前後で、上位2つに比べると頻度は低くなります。
- ⑷ 被殻レンズ核線条体動脈が破れて起こり、日本人の脳出血で最も多い部位です。
- ⑸ 下垂体下垂体は脳出血の好発部位ではありません。下垂体卒中は腺腫を背景とする別の病態です。
解説
正解は⑵と⑷です。日本人の脳出血では、被殻出血がおよそ4割で最も多く、視床出血が約3割でこれに次ぎます。どちらも中大脳動脈から出る細い穿通枝が高血圧で傷んで破れるもので、レンズ核線条体動脈や視床膝状体動脈がその代表です。皮質下出血、小脳出血、橋出血がこれに続きます。下垂体は出血の好発部位ではなく、下垂体卒中は腺腫を背景に起こる別の病態です。好発部位と責任血管を組にして覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成