密封小線源治療で正しいのはどれか。
密封小線源治療で正しいのはどれか。
- ⑴ ¹⁹²Ir の半減期は約60 日である。¹⁹²Irの半減期は約74日です。約60日なのは¹²⁵Iです。
- ⑵ 子宮頸癌の治療には¹²⁵I を用いる。子宮頸癌のRALSには¹⁹²Irなどを用います。¹²⁵Iは前立腺の永久挿入に使います。
- ⑶ 子宮頸癌RALS 治療は1回照射で行う。子宮頸癌のRALSは通常3〜4回に分けて照射します。
- ⑷ ¹²⁵I を用いた前立腺癌の治療は永久挿入によって行う。半減期が長くエネルギーも低いため、留置したまま取り出さない永久挿入で用います。
- ⑸ 子宮頸癌RALS 治療での線源停留範囲はタンデムよりオボイドの方が長い。線源の停留範囲は子宮腔に入れるタンデムのほうが長くなります。
解説
正解は⑷です。¹²⁵I シード線源は半減期が約60日と長く、光子のエネルギーも約28keV と低いため、前立腺の中に留置したまま取り出さない永久挿入の方法で用いられます。¹⁹²Ir の半減期は約74日で、子宮頸癌の遠隔操作式小線源治療〈RALS〉に高線量率線源として使われ、通常は数回に分けて照射します。線源の停留範囲は、子宮腔に入れるタンデムのほうが腟円蓋に置くオボイドより長くなります。核種と用途、半減期を組にして覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成