前立腺癌の予後因子でないのはどれか。
前立腺癌の予後因子でないのはどれか。
- ⑴ PSA 値PSA値はリスク分類の3要素のひとつで、重要な予後因子です。
- ⑵ 腫瘍の大きさ腫瘍の大きさは臨床病期に反映され、予後を左右します。
- ⑶ 前立腺の体積前立腺の体積は加齢や肥大症でも変わる量で、癌の予後を示すものではありません。
- ⑷ リンパ節転移リンパ節転移の有無は病期を大きく左右する予後因子です。
- ⑸ Gleason〈グリソン〉スコアGleasonスコアは組織の分化度を表し、リスク分類の3要素のひとつです。
解説
正解は⑶です。前立腺癌のリスク分類は、PSA値・Gleasonスコア・臨床病期という3つの要素で行われ、これに腫瘍の大きさやリンパ節転移、遠隔転移の有無が加わって予後を左右します。一方、前立腺そのものの体積は加齢や前立腺肥大症によっても大きくなるもので、癌の進み方とは結びつきません。PSA密度を求めるときには使いますが、予後因子そのものではありません。リスク分類の3要素をまず押さえ、それ以外との違いを意識しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成