18F−FDG 腫瘍PET 検査で正しいのはどれか。
18F−FDG 腫瘍PET 検査で正しいのはどれか。
- ⑴ アミノ酸代謝を評価する。評価するのはブドウ糖の代謝です。アミノ酸代謝を見るのはメチオニンPETなどです。
- ⑵ 静脈注射後3日で撮影する。撮影は投与のおよそ1時間後です。半減期から考えても3日後では測れません。
- ⑶ 早期胃癌の診断に有用である。早期胃癌は胃壁の生理的集積に紛れるため、診断には向きません。
- ⑷ 前処置として下剤を投与する。前処置は血糖を上げないための絶食です。下剤は投与しません。
- ⑸ 主な排泄経路は腎・尿路系である。腎で濾過されて尿中に排泄されるため、膀胱に強い集積が見られます。
解説
正解は⑸です。¹⁸F−FDG は細胞に取り込まれてリン酸化されたあとは代謝が進まず細胞内にとどまりますが、血中に残った分は腎臓で濾過され、尿として排泄されます。そのため膀胱に強い集積が見られ、骨盤内の評価では注意が必要です。評価するのはアミノ酸ではなくブドウ糖の代謝で、撮影は投与のおよそ1時間後です。早期胃癌は胃壁の生理的集積に紛れて見つけにくく、前処置は血糖を上げないための絶食であって下剤ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成