センチネルリンパ節シンチグラフィを用いる疾患はどれか。
センチネルリンパ節シンチグラフィを用いる疾患はどれか。
- ⑴ 骨肉腫骨肉腫は主に血行性に肺へ転移するため、センチネルリンパ節の考え方が当てはまりません。
- ⑵ 白血病白血病は全身の造血組織の病気で、限局した原発巣がありません。
- ⑶ 悪性黒色腫リンパ行性に転移する皮膚の悪性腫瘍で、乳癌とともに代表的な適応疾患です。
- ⑷ 悪性リンパ腫悪性リンパ腫はリンパ節そのものが病変であり、適応になりません。
- ⑸ 多発性骨髄腫多発性骨髄腫は骨髄の腫瘍で、リンパ節への転移を追う検査の対象ではありません。
解説
正解は⑶です。センチネルリンパ節シンチグラフィは、腫瘍のすぐ近くに放射性コロイドを注射し、最初にリンパ液が流れ込むリンパ節を見つける検査です。そのリンパ節に転移がなければ、その先への郭清を省いて後遺症を減らせます。リンパ行性に転移する固形癌が対象で、悪性黒色腫と乳癌が代表です。骨肉腫は血行性に転移し、白血病と多発性骨髄腫は全身の造血組織の病気、悪性リンパ腫はリンパ節そのものが病変なので、いずれも適応になりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成