超音波画像診断装置におけるパルスドプラ法で正しいのはどれか。
超音波画像診断装置におけるパルスドプラ法で正しいのはどれか。
- ⑴ FFT 波形の縦軸は時間である。FFT波形の縦軸は流速です。時間は横軸にとります。
- ⑵ FFT 波形の横軸は流速である。FFT波形の横軸は時間です。流速は縦軸にとります。
- ⑶ 定常流と拍動流を区別できない。拍動流は時間とともに変化する波形として描かれ、定常流と区別できます。
- ⑷ 血流速度の計測値はプローブの傾きに依存する。ドプラ偏移はビームと血流のなす角の余弦に比例するため、プローブの傾きに依存します。
- ⑸ サンプリングボリュームの大きさはFFT 波形に影響を与えない。サンプリングボリュームを大きくすると多様な速度を拾い、波形の幅が広がります。
解説
正解は⑷です。ドプラ法で得られる周波数の偏りは、超音波ビームと血流のなす角の余弦に比例します。そのためプローブの傾け方によって計測される速度が変わり、角度が大きいほど実際より小さく出ます。角度補正を正しく行い、なるべく60度以下で計測することが求められます。FFT波形の横軸は時間、縦軸は流速で、拍動流では時間とともに変化する波形として区別できます。サンプリングボリュームを大きくすると、さまざまな速度の血流を拾って波形の幅が広がります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成